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むし歯予防と食生活

突然ですが、7粒のチョコレートを1回で一気に食べる場合と、テレビを観ながらダラダラと1時間かけて7粒食べる場合とでは、どちらがむし歯になりやすいと思いますか?


正解は1時間かけて7粒食べる場合です。


普段お口の中のPhは中性ですが、甘いものがお口に入ることで、ミュータンス菌の活動により、酸性に傾きます。酸性になったお口の中は20〜30分かけて中性に戻ります。

この現象を「ステファンカーブ」といいます。


ダラダラと1時間かけてチョコレートなど甘いものを摂取していると、お口の中はミュータンス菌が活動し続けるため、中性に戻れず酸性状態が続きます。

酸性の状態が続くことはむし歯になるリスクを高めているのです。


むし歯予防のためにキシリトールを摂取することも大切ですが、それと同じくらい食べ物がお口の中に入っている時間や回数が重要になっていきます。


年末年始はダラダラ食べしやすい時期でもありますが、少し食べ方を工夫してむし歯を予防しましょう。

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