CTレントゲン
現在、インプラント治療を実施するためにはCTは不可欠です。
CTを設置していない歯科医院では、必然的に近隣の病院や、CTを導入している歯科医院に撮影して貰いにいかなければなりません。当院でもCTを導入する前は近隣の医療機関で撮りに行って頂いておりました。
しかし、それだけ患者様にご足労をお掛けしてしまいますので、2013年に当院は歯科用CTを導入しました。
「歯科用CT」とは“歯科に特化したCT”という事です。歯科用CTは「コーンビーム方式」を採用しているため、より低い被ばく量かつ、短時間で細かいスライス画像取得が可能となります。
当院はモリタ社の「ベラビューエポックス3Df」というCTを使用していますが、このCTの特徴として「パノラマスカウト」があります。
1. より正確な診査・診断が可能になりました
CT 3つの特徴このCTの導入によって3Dの断層画像が撮影出来る事で、アゴの骨の立体的な形態や、神経の位置把握、さらに骨密度の診査が可能となり、より正確な診査、診断が出来るようになりました。
2. 身体に優しい撮影が可能になりました
CT 3つの特徴2011年3月11日に発生した東日本大震災以降、ご来院される患者様の中には「レントゲン撮影って、放射能を浴びるんじゃないんですか?本当に人体に影響はありませんか?」とご質問を頂く事もありました。大切なお身体ですから、ご心配されるのも無理はありません。
しかし、CTを導入した事により従来のフィルムを使用したレントゲン撮影に比べ、人体に受ける放射線の量を約1/4~1/10に抑える事が可能になりましたので、より安心して撮影して頂けます。
3. より幅広い診療に活用出来ます
CT 3つの特徴また、CT(3D)機能により断層写真、立体的な撮影ができますので、インプラントだけでなく、根の治療や歯周病治療、難しい抜歯など、あらゆる歯科診療でより正確な診断と安全確実な診断が行えるようになりました。