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オーラルフレイル
オーラルフレイルとは、超高齢社会にある我が国の喫緊の課題であるフレイルについて、食と口腔の観点からモデル化した我が国のオリジナルの概念です。 オーラルフレイルは、老化に伴う様々な口腔状態の変化に、口腔健康への関心の低下や心身の予備能力低下も重要になり、口腔の脆弱化が増加し、食べる機能障害へ陥り、さらにはフレイルを与え、心身の機能低下にまで繋がる一連の現象及び過程と定義されています。単に口腔問題に留まらず、フレイル予防・健康寿命の延伸まで視野を広げているのが特徴です。 一見些細にフレイルと思われるような口腔機能の衰えでも、早期にフレイルに繋がる問題として捉え、本人の気づきを促し、対処していくことが重要となります。 歯科医療機関で、口腔機能低下を専門的な計測機器などを用いて定量的に評価することで、機能低下の早期発見・早期対処を行っていきます。


CO(シーオー)という言葉の意味について
COとは、英語で言うと「むし歯」の意味のCaries(カリエス)と「観察」の意味のObservation(オブザーベーション)の頭文字をとった歯科用語です。 日本語に訳すると、「要観察歯」となり、むし歯と疑わしい特徴はあるものの、すぐに削ったり抜いたりするような治療が必要があるものではないような歯の状態のことをいいます。 ちなみに、すぐに治療が必要となるむし歯がある歯は、先ほどのCariesの頭文字をとって、C(シー)といいます。 COに関するアプローチ COからCへと悪化しないように、むし歯の進行を食い止めるように努めていくことです。 そのために最適な方法は定期的に歯医者さんに通うことです。定期的に歯のお掃除を行って、汚れを除去したきれいな状態で、COを診ていき、COがCになっていないかを確認していくことが大切です。


親知らずのケア
まず親知らずとは前から数えて8番目の歯で第三大臼歯といいます。親の手を離れ物事の分別がつくようになった頃に生えてくることから「親知らず」と言われています。 個人差があり、生えてこない人もいますし、生えてる人の場合生え方も様々なのでトラブルが起きやすいです。 なぜ、ケアが重要なのかと言うと、1つ目は一番奥に生えてるので歯ブラシが当てにくく、磨き残しが溜まりやすいのでむし歯・歯周病のリスクが高くなること。2つ目は、親知らずが斜めに生えたり、横向きに生えたりなど正常に生えない場合があること。3つ目は、斜めに生えた場合、歯と歯茎の間にプラークが溜まり炎症を起こして、腫れや痛みを伴うこと。以上3点があるため丁寧に磨いていくことが必要です。 次にケア方法についてです。歯ブラシを斜め横から入れ、親知らずに毛先を適切に当て、小刻みに動かしましょう。それでも取りきれない場合はタフトブラシも併用してみることもオススメです。その際、周りの歯茎を傷つけないように力の入れ方に注意してください。鉛筆持ちをすると力が入りにくく、細かい操作も可能です。 親知らずを磨くのは難しい
歯の根っこのムシバ
「歯の根っこ部分がムシバになっています」 こう言われたことはありませんか? 今までむし歯には無縁だったのに根っこ部分にむし歯ができたの? と思われた方もいらっしゃるかもしれません。 歯の根っこである歯根部分のむし歯は「根面カリエス」と言われ、中高年以降の方によくみられます。 歯根部は基本的には歯ぐきに覆われていますが、加齢や歯周病・歯ぎしりやブラシの圧などで歯ぐきが下がってくると、歯根部がでてきます。 歯根部ではムシバに対する耐久度が違い、組織が柔らかいためムシバのリスクが3倍になるとも言われてます。 早期に発見できれば、プラスチックの詰め物で治療ができます。 しかし、かぶせもをしているところ、あるいはムシバがあまりにも進行している場合は、かぶせものを作り直したり、神経の処置、または抜歯が必要な場合もあります。 根面カリエスをを防ぐためには、ムシバ・歯周病予防の基本となるプラーク(細菌の塊)をしっかり除去することが重要で、磨き方も大切です。 間違った方法や強い力でブラッシングをすると、歯ぐきに負担がかかり、歯ぐきが下がってきます。...


唾液を増やして身体を守る
唾液には多くの抗菌物質が含まれており、外部からの細菌やウイルスが体内で悪さをしないように守ってくれています。そんな抗菌物質のなかでも今もっとも注目されているのがigaです。 igaはどんな種類の異物にも作用し常にウイルスと共存している私たちにとって心強い強い味方です。 しかし、唾液が減ればigaも減ってしまいます。 日常的にマスクをするようになった今、口呼吸になりやすかったり、人と話す機会が減り口を動かさなくなったりして唾液が減るリスクが高くなっています。 日頃の生活の中でも唾液を増やすために"薄味で調理する" "加熱時間を工夫する" "食材を大きめに切る" "かみごたえのある食材を選ぶ" "ガムを噛む" 等を意識して唾液の分泌を増やせるようにしてみましょう。


サホライド
みなさん日本で生まれたサホライドという薬をご存じですか? サホライドとは虫歯のところに塗る薬です。 黒くなってしまうというデメリットはありますが虫歯の進行を遅らせることができます。 今ではフッ素入りの歯磨き粉の普及やデンタルIQの向上により虫歯はかなり減っていますが半世紀前の日本では子供の虫歯が蔓延していました。 なのでひとまず虫歯の進行を遅らせることができるサホライドはとても重宝されました。 そのサホライドが今かつての日本のように虫歯が蔓延している発展途上国で活躍してるようです。 日本で作られた物が世界で活躍しているのとても嬉しく思います。 とはいえ、黒くなってしまうのでみなさんはサホライドを塗らなくてもいいようにしっかり検診しましょう!


歯磨剤飲み込んでも大丈夫?
歯磨剤を使用時に誤って一部飲み込んだときの安全性については、各種の安全性試験により十分に検討され、健康には影響のないことが確認されています。 なお、本来歯磨剤は使用後に吐き出されるべきものですから、 こどもの場合には上手に吐き出せるように、また口を十分すすげるように、おとなが指導していくことが大切なことです。 ブクブクうがいがまだ上手にできない場合は、ジェルタイプの歯磨剤がおすすめです。 ジェルタイプは研磨剤が無配合のため、歯ブラシでこすった時に少しプラークを落とす力が弱いです。 ブクブクうがいができるようになれば、よりしっかりとプラークを落とせるように 年齢に合わせた歯磨剤を使うことが大切です。 当院では『チェックアップシリーズ』をおすすめしています。 味の種類もいくつかありますので、お子様のお気に入りの味で楽しく歯磨きしてくださいね!


インプラントも歯周病に...
インプラントには歯周病の心配はない そんな風に思われるかもしれませんが、そんなことはありません インプラントも歯周病になります インプラントの歯周病はインプラント周囲炎とよばれ、他の歯と同様に歯石やプラークが原因で起こり、自覚症状もあまりないため気づいたときには重症化していることもあります せっかくのインプラント、長持ちさせるためには定期的に専用のメンテナンスをすることが一番です!


妊婦さんのムシバ、歯周病の深い関係
ムシバについて リスク1「つわり」 つわりによって、歯ブラシを口に入れるとオエッとなりやすく、歯磨きが難しくなります。 歯磨き粉の味が苦手になると、むし歯予防に有効なフッ素を利用することができません。 お口に胃液が逆流し、強い酸に触れた歯の表面が溶けてしまいます。 リスク2「食の好みの変化」 甘いものが好きになると[砂糖]をたくさん取るようになります。 酸っぱいものが好きになると強い酸が歯に触れる機会が増え歯の表面が溶けやすくなります。 リスク3 「間食」 ちょこちょこ食べを繰り返すと、むし歯菌は餌をもらえてより、活発に活動するためむし歯になりやすい環境になりやすくなります。 リスク4 「唾液の減少」 妊娠による身体の変化にともなって、分泌量が減るため唾液の粘り気が増しお口の中が洗い流されやすくなります。 歯周病について 胎児が元気に育つように体を変化させる女性ホルモン、歯周病菌の仲間にはこのホルモンを栄養源とするものがいて、女性ホルモンが豊富な妊婦さんの歯茎が大好きなため、盛んに活発に活動します。 そのため妊娠中は、普段歯茎が腫


口腔機能低下症 ご存知ですか?
加齢により口腔内の「感覚」「咀嚼」「嚥下」「唾液分泌」等の機能が少しずつ低下してくる症状を口腔機能低下症といいます。 症状としては、 硬いものが食べにくくなった お茶や汁物でむせるようになった お口の中が乾く などがあります。 まずはご自身で口腔機能低下症のセルフチェックをしてみませんか? 半年前に比べて硬いものが食べにくくなりましたか? お茶や汁物でむせることがありますか? 飲んでいる薬の種類は5種類以上ですか? 過去半年間で2?3?以上の体重減少がありましたか? 過去半年間で熱発がありましたか? 1回以上は外出していますか? 口腔機能低下症をそのままにしておくと食べることのできる食品が限られ、体重が減少して低栄養となってしまい、全身的な健康を損ないます。 高齢者においては、むし歯や歯周病、義歯不適合などの口腔の問題だけでなく、加齢や全身疾患、体重減少、薬剤の副作用等によっても口腔機能が低下します。 そのため個々の高齢者の生活環境や全身状態を見据えて口腔機能への関心を高めオーラルフレイルを予防することが大切です。
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