歯の色は、その人の生れつきの歯の色と、 その表面の沈着物の色との両方に影響されて多少の差が生まれます。 歯そのものの色は歯の表面のエナメル質が半透明であるため、 その内層の象牙質の色を反映しています。 エナメル質はほとんどが硬く微細な石灰質の結晶から成っているのに対して、 象牙質は有機質が多く、石灰質の結晶は60%前後しか含んでいないので、 エナメル質よりもやや黄色味を帯びています。 この象牙質の組成や構造等の個人差が、 エナメル質の厚さ等の個人差と相まって生れつきの歯の色の差となってあらわれています。 また、生え代わりの時期になると歯の色にばらつきがみられますが 元々乳歯の方が青白く、永久歯の方が黄色みが強いので心配はいりません。 成人の場合、歯の色が気になる方にはホワイトニングをオススメします。 ホワイトニングも適応や種類がいろいろありますので、 担当の歯科衛生士にご相談ください。
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