今回は、口腔がんについての内容です。口腔がんは、口の中の歯以外のあらゆる場所にできるがんです。
中でも多いのは舌に出来る舌がんで、舌の側面が特に多く、続いて下の裏側や舌の先に発生します。
口腔がんは、口の中ということもあってか、発見が遅れることもしばしばあります。
口内炎から、ごく一部ですが口腔がんになるケースもあるようです。
口内炎はあくまで粘膜に起こる炎症ですが、なかなか治らない口内炎は実は要注意です。
まず、口内炎という傷が出来ると、そこで細胞分裂が起こり傷を修復しようとします。
通常、口内の粘膜は2週間ほどで再生するため、口内炎も長くても2週間ほどで治るケースが多いです。
ですが、遺伝子にエラーが発生することがあります。
それにより異常な細胞が生まれ、増殖することでがん化が起きます。そして進行すると口腔がんとなってしまいます。ただし、口内炎からがんになるケースはごく僅かです。また、がんになるまでに5年以上と長い時間をかけて進行します。
セルフチェックだけでは確認しづらい場所もあるため、定期的に歯科医院で診てもらうことも大事です。
口の中の健康状態もチェックしてみましょう。
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