口腔ケアには"守り"と"攻め"の2種類の口腔ケアがあります。
かつて鼻からや、胃に穴をあけて直接栄養を入れる場合、口を使わないため口腔ケアは必要ないと考えられていましたが、『誰も住まない家は早く傷む』という言葉があるように口も使わないとかえって汚れてしまい汚れたままだと細菌が肺に入り誤嚥性肺炎を起こします。
そのれを予防するために口腔内をきれいにするのが守りの口腔ケアです。
また、低出生体重児におしゃぶりの有無と体重増加を比較するとおしゃぶりを与えた赤ちゃんは体重が著しく増えたという結果も出ていて、口や舌を動かすことが食道・胃・小腸・大腸すべての消化器官の動きの引き金となり栄養がより吸収されやすいと言われています。
この口を動かし栄養の吸収を良くさせるのが攻めの口腔ケアです。
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