硬いものを咬んで顎を鍛える、あるいは、硬い食べ物でかむ回数を増やすというようなことは良いことだという考え方があります。しかし、硬いもので顎を鍛えられるのは成長期の子供までです。成長期の終わった大人はやってはいけません。
歯科医院の治療でかぶせものの調整が足りなくて、高すぎたという経験はありませんか。
高すぎるかぶせものを入れてしまうと、本来ほぼ均等にかみ合っている上下の歯のかみ合わせが狂ってしまいます。それが原因で肩、首の凝り、頭痛などが起こったり、あるいは、その歯に力の負担がかかるため歯がぐらついてきたりします。 高すぎるかぶせものが入ることは、歯や身体に悪いのは常識的にわかると思いますが、硬い食べ物も全く同じことがいえます。 硬いものを好んでよく食べる方は、歯が悪い傾向にあるようなので要注意です。また硬いものをやめたら顎痛、頭痛が出なくなった。あるいは体調が良くなったという方もいらっしゃいます。 さらに、硬いとのばかりをよく噛んで食べると歯周病を悪化させる恐れもあります。
食べ物の硬さの目安として、かんだときに食べ物が硬くてご自身の上下の歯が全然ぶつからないような食べ物は硬すぎて、歯および身体に良くない食べ物といえましょう。 皆さん、普段の食生活見直してみませんか?
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