こんにちは。
いきなりですが、題名の〇〇の部分にはなにが入ると思いますか。
正解は禁煙です。
今回はタバコに含まれるニコチンによる作用をお話ししていきます。
まず1つ目は、血管を収縮する作用です。そのため、歯茎が炎症を起こす状態になっても出血が抑えられるので、気づかないうちに病状が進行してしまいます。
2つ目は、歯根面への付着です。歯の根が露出しているところにニコチンが着くので歯の表面の歯石やプラークを取り除く歯周治療の効果を台無しにしてしまいます。
3つ目が抵抗力の低下です。免疫機能を低下させ、歯周病への抵抗力も下がるので、間接的に歯周病を悪化させます。
このように喫煙することで、歯周病が知らないうちに悪化しているのです。逆に禁煙することで歯周病の改善だけでなく口臭の改善や発がんリスクを下げられます。まずは、1本からタバコを減らしてみませんか。
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