指しゃぶりがすべて悪い事なわけではありません。
指しゃぶりは、赤ちゃんがお腹にいるころから行っている反射の一つです。生まれてからの指しゃぶりは、発達過程でみられる自然な行為です。
しかし、ずっとしていると将来的に出っ歯や上下の前歯がうまく噛み合わなかったりと歯並びに影響が出る可能性が高いため、やめさせる必要があります。
時期としては3歳を過ぎたらやめさせましょう。
続けていると歯並びに影響が出てきます。
この時期にやめると歯並びは自然に戻りやすいです。
年齢別の指しゃぶりの原因
・0ー2歳
不安、退屈、歯の生え始めの歯がゆさによる不快感。指しゃぶりをすることで寝つきがよく、夜泣きが少ないという子もいます。この時期の指しゃぶりは、心配いりません。
・3ー4歳
社会性が芽生えてくる頃。他に興味が出て段々減ってきます。寝る時だけなら心配いりません。
今まで指しゃぶりをしなかったのに、この頃から指しゃぶりを始める場合は注意が必要です。焦り、寂しさ、不安。弟、妹が出来た。環境の変化があったなどの原因があります。
親子のスキンシップが大切です。寝る前にスキンシップの時間を取りましょう。
・5ー6歳
ほとんどが癖です。
言葉が理解できるので話をしてやめさせましょう。
時期をみて幼少期からの習癖をなくすことによって、将来の歯並びがかわることがあります。
ただ、無理にやめさせようとせず、徐々に少なくなるよう声がけをしていきましょう。
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