味覚障害について

味覚障害とは食べ物の味がわかりにくく感じたり、全くしなくなったりすることです。中には何を食べても苦く感じたり、甘みだけが感じられなくなってしまう方もいるようです。

味覚障害の原因は、神経性のもの、亜鉛不足によるもの、薬剤による副作用、口腔疾患(口内炎、舌炎など)によるもの、全身疾患(肝不全、糖尿病など)によるもの、放射線治療によるものなど様々です。

味覚が完全に失われれば、自分で異常に気づいて医療機関を受診すると思いますが、味覚が低下していることに気づかなければ、知らず知らずの間に食べるものの味が濃くなることで塩分や糖分の摂取量が多くなり、生活習慣病を招いてしまうこともあるので注意が必要です。

亜鉛の摂取に関して、通常1日の必要摂取量は10mgとされています。亜鉛を多く含む食物には大豆(納豆、味噌、きなこ)、チーズ、ホタテ、牡蠣、干ししいたけ、煮干しなどがあります。またサプリメントを補助的に摂取することも効果的です。

日々の食事を楽しくおいしく味わって、必要な栄養をバランスよく摂取することは健康の基本の一つです。また、味を感じるためには、水分が必要なので、食べる前に唾液腺をマッサージしたりうがいをして口を潤すことも味覚障害の予防につながります。