加齢により口腔内の「感覚」「咀嚼」「嚥下」「唾液分泌」等の機能が少しずつ低下してくる症状を口腔機能低下症といいます。
症状としては、
硬いものが食べにくくなった
お茶や汁物でむせるようになった
お口の中が乾く
などがあります。
まずはご自身で口腔機能低下症のセルフチェックをしてみませんか?
半年前に比べて硬いものが食べにくくなりましたか?
お茶や汁物でむせることがありますか?
飲んでいる薬の種類は5種類以上ですか?
過去半年間で2?3?以上の体重減少がありましたか?
過去半年間で熱発がありましたか?
1回以上は外出していますか?
口腔機能低下症をそのままにしておくと食べることのできる食品が限られ、体重が減少して低栄養となってしまい、全身的な健康を損ないます。
高齢者においては、むし歯や歯周病、義歯不適合などの口腔の問題だけでなく、加齢や全身疾患、体重減少、薬剤の副作用等によっても口腔機能が低下します。 そのため個々の高齢者の生活環境や全身状態を見据えて口腔機能への関心を高めオーラルフレイルを予防することが大切です。
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